住んでいるだけで自ずと健康になれるまち~ベジタベ ライフの継続的な推進~
足立区こころとからだの健康づくり課

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実施プログラム
お取り組みの経緯
区民の健康寿命延伸に向け、健康あだち21(第三次)行動計画(R6~R17)を策定。
「野菜を食べやすい環境づくり」を基本4方針のひとつに据え、あだちベジタベライフに10年以上取り組む。また、同計画内で従来より利用しているベジチェックを積極的に活用した、地域、区民の行動変容の促進について明記。
お取り組みの内容
食習慣調査、ベジチェック測定会、
さらに「あだちベジタベライフ協力店」として区内の協力店舗を開拓(令和6年度末現在900店舗以上)。
普及活動として飲食店、スーパー、食品メーカー、民間企業、信用金庫等とも連携。
また、家庭でも取り組める「おうちでもひと口目は野菜からチャレンジシート」を幼稚園、保育園、小学校等で実施。さらに、「あだち 食のスタンダード」を定め、簡単でもバランスがとれた食生活を身につけ、健康に生き抜く実践力をサポート。
<令和6年度食育月間の取組>
●「楽ベジ」をテーマに、らくして♪たのしく♪野菜を食べられるアイデアや取組を紹介
●区のイベントやスーパーなどで、お出かけついでに”気楽に”ベジチェックを実施
●あだちベジタベライフ協力店の「推しベジメニュー」を区のHPやSNS等で紹介
●クックパッド「東京あだち食堂」では、「作ってみたいベジレシピ」の投票を実施
●区内青果店では区オリジナルベジタベエコバックや野菜レシピをプレゼント
●オンライン講座「楽ベジクッキング」では、簡単でおいしいベジレシピなどを紹介

実施後も発信を継続
令和6年度食育月間のレシピ投票企画で人気があったメニューを区のWebサイトに掲載、リーフレットも作成。
投票した人からは、「仕事しながらの料理作りにぴったり」「カット野菜や電子レンジを使った時短料理のレシピが大変助かる」との声が寄せられている。
<引き続き、令和7年度の食育月間でも野菜を食べるきっかけになる企画を実施>
●「楽ベジメニューを食べてプレゼントを当てよう!」企画を実施。33店のベジタベライフ協力店が企画に参加し、778人が楽ベジメニューを食べて応募。
●区内で実施するベジチェック測定会参加者のうち、野菜摂取量が350g以上だった方にプレゼントが当たる応募カードを配付。
●令和4年から好評により継続している(株)セブン-イレブン・ジャパンとのコラボ企画を実施。
令和7年度は「楽ベジメニュー」として「小松菜のバター醤油パスタ」と「6品目のこまツナサラダ」、「おいしい給食メニュー」として「えびクリームライス」を限定販売。
●カゴメ(株)、(株)セブン-イレブン・ジャパンとの企画で、6月から11月末までの間、区内セブン-イレブンの一部店舗に「ベジチェック」を設置し、継続的な野菜摂取を応援。


ご担当者様のコメント

こころとからだの健康づくり課 黒川様
このショッキングなデータから足立区は糖尿病対策に舵を切りました。区の糖尿病対策のポイントは「野菜を食べること」。
区民のみなさんに野菜を食べてもらうにはどうしたらよいか・・・。
そうして生まれた事業が「あだちベジタベライフ」です。「多くの区民のみなさんに野菜を食べてもらうことはもちろん、若い世代に手軽に、いつでも野菜を食べてもらうには?」。
足立区がたどり着いた答えは、区内の飲食店やスーパー、コンビニなどにご協力いただくことでした!
「ちょっと野菜を多めにする」「サラダを先に提供する」など、「ベジタベ」に取り組んでくださっています。
目標は、「住んでいるだけで、自ずと健康になるまち」になること。
あだちベジタベライフ事業は開始して10年以上経ちますが、区民のみなさん、地域、ベジタベライフ協力店、民間企業等の方々と手を携え、ますます盛り上げてまいります。