“自分の健康への関心は低いが困っている誰かのためなら行動できる”社会貢献意欲の高い方にむけた「食生活改善プログラム」の実証研究を豊橋市で開始

カゴメ株式会社(代表取締役社長:山口聡 本社:愛知県名古屋市 以下カゴメ)は、エーテンラボ株式会社(以下 エーテンラボ)と共同で、“自分の健康への関心は低いが、困っている誰かのためなら行動したい”と願っている社会貢献意欲の高い方が積極的に参加したくなる「食生活改善プログラム」の提供を検討しています。この度、豊橋市と「健幸なまちづくりパートナーシップ」を締結して、豊橋市に事業所を有する企業従業員を対象として、本プログラムの実証実験を実施します。

 本研究の背景・目的

健康経営を推進する企業の課題として、健康増進活動の参加者の固定化の改善、健康への関心が低い人の参加推進、参加者の満足度向上があげられます。特に、健康への関心が低い人や若年層は、現在の健康リスクへの実感が少ないと考えられるため、野菜摂取増加のような食生活改善活動への参加や、行動変容を促すことが難しいという声があります。

そこで、カゴメ株式会社が提案している野菜を上手に取り入れることによる食生活改善サービスと、エーテンラボ株式会社が提供する新しい習慣を身につけたい人たちがチームを組み、チャットで励まし合いながら習慣化にむけてチャレンジできるアプリ「みんチャレ」を組み合わせ、健康に良い行動をとるたびに付与されるポイントが、慈善活動やSDGsに貢献する活動に寄付が行われる仕組みをつくりました。本サービスは、これまでのような自分の健康増進を主なメリットとして打ち出す健康サービスよりも、健康への関心が低い人や、社会貢献意識が高いといわれている若年層でも野菜摂取に関する行動変容を促すことができると期待しています。今回の実証実験の結果を踏まえ、20238月以降を目標にサービスの提供開始を目指します。

 

カゴメとエーテンラボが開発した「食生活改善プログラム」について

・カゴメが提供するサービス

野菜を摂取する重要性や摂取の必要性に気づく動機づけサービスの提供、野菜摂取の目標管理ができる「ベジチェック®」の提供、野菜飲料の提供などによる野菜摂取がしやすい環境づくりのサポート

・エーテンラボが提供するサービス

同じ目標を持ち、目標に向かって行動したことを報告し励ましあうチームに所属できるアプリ「みんチャレ」の提供、みんチャレ内では行動した結果によりポイントを獲得できる。

「みんチャレ」で獲得したポイントを社会貢献活動やSDGsを推進活動への寄付に活用できる仕組みを提供する。

 

■豊橋市担当部門からのコメント(豊橋保健所 健康政策課)

豊橋市では健康無関心層を含め「暮らしているだけで自然と健康になれるまち」を目指しています。そのためには、健康訴求だけではない新たなアプローチで、市民の行動変容を導く仕組みづくりや社会環境の整備を行っていく必要があります。これは行政だけで実現できるものではなく、この度、カゴメ株式会社様・エーテンラボ株式会社様にまちづくりのパートナーとなっていただき、共に取り組むことで前進していけるものと考えています。私たちのチャレンジにご期待ください。

 

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豊橋市と「健幸なまちづくりパートナーシップ」締結

この新しいサービスについて、令和3年1027日に開催された「ガバメントピッチin中部(主催:中部経済産業局)」を通じて豊橋市から実証研究実施の採択をうけ、20229月より、豊橋市に事業所がある企業従業員を対象に野菜摂取量の増加や、行動変容にたいする効果を明らかにする実証研究を実施します。また、この取り組みを推進するにあたり、豊橋市とカゴメは「健幸なまちづくりパートナーシップ」を締結いたします。本実証研究の成果は20233月に豊橋市に報告する予定です。

  

【サービスに関するお問い合わせ先】                             【報道機関様むけのお問い合わせ先】

カゴメ株式会社 健康事業部                                                    カゴメ株式会社 経営企画室 広報グループ

TEL:048-600-0043                                     北川・堀江

E-mail: kagome.happy-wellness@kagome.co.jp                   TEL:03-5623-8503

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