野菜の摂取を促す「七色献立プロジェクト」/ベジチェックをまちなかキッチンスタジオに常設
北海道 中札内村


実施プログラム
ナトカリ比測定/ベジチェック測定会と合わせ
「塩との上手な付き合い方」をベースに、受講後は調理デモを試食する独自の「ナトカリセミナー」を実施
お取り組みの経緯
村民の健康意識を高める取組を継続中。
2015年に中札内村独自の調査で男性の野菜の摂取量を測定したところ、1日あたり231gという数値だった。
野菜摂取レベル等、数値を見える化した働きかけもあり、2023年時点では同調査で268.6gと増加していた 。
お取り組みの内容
現場発の「七色献立プロジェクト」を推進。
飲食店で地元産野菜を使ったメニュー提供イベント「七色野菜彩りプラス」を実施するなど多様な試みを継続している。

活動事例
2025年は独自の取組、セミナーを実施
直近は「ナトカリセミナー」を実施。
事前にナトカリ比を測定し、調理デモンストレ―ションや試食といった住民参加イベントを開催した。
ベジチェック測定は希望した住民向けのバーコード入りカードを配布。
個人の測定結果を行政が把握することで、より現状に合った取組・評価を行っている。

ご担当者様のコメント

中札内村役場福祉課 石川様
当村では平成28年より、地元産の野菜を活用し、栄養バランスの取れた食事メニューを地域に広める取り組みとして、「七色献立プロジェクト」を推進しています。
令和5年度からは、日常的な野菜摂取の状況を「見える化」するため、ベジチェックをまちなかキッチンスタジオに常設しました。この機器は気軽に測定ができ、持ち運びも可能なため、中学生を対象とした授業の一環として測定を実施したり、健康に関するセミナーや講演会で測定ブースを設けたりするなど、身近な場面で活用しています。こうした取り組みにより、ベジチェックを通じた健康管理を習慣化できるよう促しています。
さらに、今年度からは新たな取り組みとして「ナトカリ比測定」も導入しました。塩分とカリウムのバランスを数値で可視化することで、より具体的な行動の変化を促すことを目的としています。健診結果の説明会や健康セミナーなどで測定を行い、住民の健康意識の向上につなげています。
これらの取り組みは、「楽しく、無理なく続けられること」を大切に、保健グループのメンバー全員で知恵を出し合いながら、一つひとつ丁寧に進めてまいりました。
今後も、村全体で協力し、「健康的で持続可能な食習慣」の実現を目指して、取り組みをさらに推進してまいります。
令和5年度からは、日常的な野菜摂取の状況を「見える化」するため、ベジチェックをまちなかキッチンスタジオに常設しました。この機器は気軽に測定ができ、持ち運びも可能なため、中学生を対象とした授業の一環として測定を実施したり、健康に関するセミナーや講演会で測定ブースを設けたりするなど、身近な場面で活用しています。こうした取り組みにより、ベジチェックを通じた健康管理を習慣化できるよう促しています。
さらに、今年度からは新たな取り組みとして「ナトカリ比測定」も導入しました。塩分とカリウムのバランスを数値で可視化することで、より具体的な行動の変化を促すことを目的としています。健診結果の説明会や健康セミナーなどで測定を行い、住民の健康意識の向上につなげています。
これらの取り組みは、「楽しく、無理なく続けられること」を大切に、保健グループのメンバー全員で知恵を出し合いながら、一つひとつ丁寧に進めてまいりました。
今後も、村全体で協力し、「健康的で持続可能な食習慣」の実現を目指して、取り組みをさらに推進してまいります。