野菜摂取量が推定できる機器「ベジチェック®︎」の開発成果が 令和3年度 日本栄養・食糧学会 技術賞を受賞

カゴメ株式会社 (代表取締役社長:山口 聡 本社:愛知県名古屋市) は、ドイツの Biozoom services 社が開発したセンサーに手のひらを当てるだけで、野菜摂取量を簡単に推定できる仕組みを搭載した機器 「ベジチェック® 」の開発について、令和 3 年度 日本栄養・食糧学会 技術賞を受賞いたしました。本賞は、 栄養科学または食糧科学の発展に貢献する産業上の技術開発として認められたものを対象に、公益社団 法人日本栄養・食糧学会※1が表彰を行うものです。
当社は、法人向けに「ベジチェック® 」のレンタル・リース及び本機器を使った健康サポートプログラムの販 売を、2019 年 7 月より展開しており、主に、企業や自治体の健康増進支援ツールとして、健康管理や食生 活の指導など、様々な場面でご活用頂いております。また、当社が 2020 年より展開している、野菜摂取推 進を目的とした「野菜をとろうキャンペーン」においても、本機器を活用した取り組みを行っております。今後 も本機器を通じて、野菜摂取や食生活改善をサポートする活動を展開してまいります。 なお、本賞の受賞講演は、第 75 回学術大会(2021 年 7 月 3、4 日 オンライン)にて行われる予定です。

「ベジチェック®」について
本装置は、皮膚のカロテノイド※2量を光学的に測定することで、およその野菜摂取量を表示することを可能にしたものです。LED を搭載したセンサーに手のひらを当て、数十秒で測定が完了することから、利用者がその場で結果を見ることができる簡便さが特 徴です。
参考: https://healthcare.kagome.co.jp/service/vege-check

※ベジチェックで表示される値はあくまで目安です。ベジチェックは医療機器ではありません。

※1:公益社団法人日本栄養・食糧学会(https://www.jsnfs.or.jp/
栄養学ならびに食糧科学の進歩をはかり、国民栄養の向上に寄与することを目的に、1947 年に設立された学会 であり、栄養科学ならびに食糧科学に関する研究についての発表、知識の交換、情報の提供を行う事により、当該 分野の進歩普及を図り、わが国における学術の発展と国民の健康増進に寄与することを目的としています。技術賞 の歴史は比較的新しく、2015 年に設置されました。
日本栄養・食糧学会各賞の詳細: https://www.jsnfs.or.jp/news/news_20210210.html

※2:カロテノイド
野菜(特に緑黄色野菜)や果実に広く含まれる、赤~橙~黄色の色素。にんじん等の緑黄色野菜に豊富なβ-カ ロテンやルテイン、トマト・スイカの赤い色素であるリコピン、温州ミカンのβ-クリプトキサンチンなどがその代表です。 摂取することで体内に吸収され、皮膚にも蓄積することがわかっています。総じて強い抗酸化作用(一重項酸素消 去作用)を有することから、その積極的な摂取による健康効果が期待されています。また、カロテノイドの一部(β-カ ロテンやα-カロテン、β-クリプトキサンチン等)は、体内に吸収された後にビタミン A に変換されるプロビタミン A と しての役割を介して健康に寄与するものもあります。

【サービスに関するお問い合わせ先】 
カゴメ株式会社 健康事業部
TEL:048-600-0043
E-mail: kagome.happy-wellness@kagome.co.jp

【報道機関様むけのお問い合わせ先】
カゴメ株式会社 経営企画室 広報グループ 
北川・太田
TEL:03-5623-8503

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