「神奈川ME-BYOリビングラボ」の実証事業に採択~食生活の改善を促すカゴメ「健康サポートプログラム」が野菜摂取に関する意識や行動に与える効果を検証~

カゴメ株式会社(愛知県名古屋市 代表取締役社長 寺田直行)は、神奈川県が実施する「神奈川 ME-BYO リビングラボ」の実証事業に、食生活の改善を促す栄養教育プログラム(サービス名:「カゴメ健康サポー トプログラム」)の効果検証事業を提案し、採択されました。
本実証事業では、神奈川県内企業の従業員を対象に、カゴメが開発した「カゴメ健康サポートプログ ラム」(以下、本プログラム)を受講いただくことにより、対象者の野菜摂取の行動変容ステージ(野菜 摂取に関する意識や行動の状態)がどのように変化するのかを検証します。また、アンケート結果は、 本プログラムの改善や、より効果的な新たなプログラム作成にも活用致します。 なお、本効果検証事業はカゴメ株式会社と、女子栄養大学(共同研究者:女子栄養大学栄養学部 衞藤 久美 専任講師)とが共同で進めてまいります。

【神奈川 ME-BYO リビングラボについて】 「神奈川 ME-BYO リビングラボ」とは、県民が安心して未病改善に取り組むとともに、未病産業の持続 的発展を促すため、県が市町村やCHO構想(健康経営)を実践する企業等と連携して、県民参加の実 証フィールドを創出し、未病関連商品・サービスの検証・評価を行う仕組み

【カゴメ健康サポートプログラム 概要】 「野菜と生活 管理栄養士ラボ」(※1)によるセミナー、「朝ベジ運動」2 週間チャレンジ(※2)、ベジハ ンド®(※3)によるレコーディングを実践し、参加者の食習慣や生活習慣の行動変容を促すプログラムで す。楽しく、簡単に、野菜 1 日 350g以上の摂取を目指します。
(※1) 野菜と生活 管理栄養士ラボ
当社の従業員である管理栄養士 18 名(2018 年 9 月時点)による、「食と健康」に関するコンテンツ を開発・提案する専門チーム。普段は、営業部門、研究開発部門、マーケティング・事業企画部門な ど様々な領域で管理栄養士としての知識やスキルを活かし活躍しています。
食と健康のプロ カゴメ管理栄養士チーム「野菜と生活 管理栄養士ラボ」によるセミナーで、野菜 摂取の重要性や食生活の改善のコツとワザを、楽しく分かりやすく身に付け、毎日の生活の中での野 菜摂取量向上をサポートします。 

(※2)朝ベジ運動 2 週間チャレンジ
厚生労働省「健康日本 21」によると野菜摂取量の目標は 1 日 350gとされていますが、「平成 28 年 国 民健康・栄養調査」では現状は約 276gであり目標まで約 74g不足しております。また平成 25 年の同 調査によると、食事シーン別の野菜の平均摂取量は朝食 52.9g、昼食 70.0g、夕食 157.2g と、摂取量 に偏りがあり朝食の摂取量が最も少ないという事が分かっています。
カゴメの調査(**)で朝に野菜を食べない主な理由は、“手間がかかる”“調理の時間がない”と分 かっておりますので、当社は忙しい朝でも手軽で簡単に野菜を摂取できる野菜の加工食品を使用する 「朝ベジ」習慣を提案しております。
今回、同事業で実施する「朝ベジ運動」2 週間チャレンジは、参加意欲が高まる 2 週間キャンペーン として、また、チャレンジ目標を自分自身で設定することで、自己効力感を高め、野菜摂取の習慣化 を促すことを目的としています。
(**)16 年 8 月 1 日リリース : 8 月 31 日は「野菜の日」野菜摂取実態に関する意識調査
日本人の野菜不足の原因は「朝野菜不足」~「朝食」に野菜を摂っていない人は、1 日の野菜全体の摂取量が少ないことが判明!
http://www.kagome.co.jp/company/news/2016/002698.html?keyword=%2592%25A9+%2596%25EC%258D%25D8%2595s%2591%25AB

(※3)ベジハンド® 1
ベジハンド(片手 1 杯)を野菜 60gとしてカウントし、毎日の野菜摂取量の確認と記録を簡単に 行います。1 日に 6 ベジハンド(約 360g)、350g 以上の野菜摂取を目指します。

【実証事業の概要について】
神奈川県に事業所を設けている企業や団体の 5 つの事業所(※5)に勤務する 18 歳以上の勤労者を対象 とし、対象者を無作為に 2 群に割付けます。一方の群には、実証事業実施期間中に本プログラムを受講 いただき、もう一方の群には、日常生活を継続していただきます。そして、本プログラムを受講した群 と、受講しなかった群とで野菜摂取に関する行動変容ステージ(※4)の変化を比較すると共に、行動変 容ステージを変化させるための要素に対する働きかけの状況などを確認します。

(※4)行動変容ステージとは、人が行動を変える場合に通る、「前熟考期」→「熟考期」→「決定期」 →「実行期」→「維持期」の5つのステージのこと
行動変容ステージモデル(厚生労働省生活習慣病予防のための健康情報サイトより)

(※5)対象事業所
<実証事業内容>
(1)参加者(対象、人数)
神奈川県に事業所を設けている企業や団体の 5 つの事業所(※5)に勤務する 18 歳以上の男女 300 名 *カゴメ株式会社と神奈川県が連携して募集します。
(2)主な内容
ア 参加者を、年齢と性別が均等になるように、無作為に 2 群に割付け、一方の群の対 象者には「カゴメ健康サポートプログラム」を受講いただき(試験群)、もう一方の 群の対象者(対照群)には、日常生活を継続していただきます。(2018 年 11 月) 
イ 実証事業のスケジュールと評価内容
(ア)スケジュール

(イ)評価内容
・研究対象者背景調査:世帯状況、勤務状態などの基本的な生活者背景、健康状態、野菜摂取 以外の食生活に関してアンケート調査を実施します。
・行動変容ステージ調査:野菜摂取に関する行動変容ステージや、行動変容ステージを変動さ せるために必要な働きかけ要素に対する影響についてアンケート調査を実施します。
・野菜摂取量と頻度調査:FFQg(※6)という調査票を用い、過去 1 週間の野菜摂取量と頻度を 調査します。
(※6) FFQg:過去 1 週間の栄養素の摂取量を明らかにすることができることが科学的に明ら かになっている食事調査票。
・体重測定:体重を測定して記録してもらいます。
ウ 実証事業終了後、得られた結果は個人情報が分からない状態に加工し、参加者、参加者が所属す る企業に報告します。

【カゴメ株式会社 概要】
本社:〒460-0003 愛知県名古屋市中区錦 3 丁目 14 番 15 号
代表者:代表取締役社長 寺田 直行 TEL:052-951-3571(代表)
URL:http://www.kagome.co.jp/company/
事業内容:調味食品、保存食品、飲料、その他の食品の製造・販売、 種苗、青果物の仕入れ・生産・販売

<報道機関様むけのお問い合わせ先>
カゴメ株式会社
経営企画室 広報グループ
鶴田・北川
TEL:03-5623-8503

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