「食育実践優良法人 2026」認定!「大人の食育」が企業の未来を変える

関連資料を無料でご利用いただけます

資料ダウンロード

今回は、カゴメが取得した「食育実践優良法人 2026」についてご紹介します。

2026年4月1日、日本のビジネス界における「健康経営」に連なるものとして農林水産省が新設した顕彰制度「食育実践優良法人 2026」の第1回認定法人が発表されました。認定取得は333社、カゴメ株式会社も認定を取得しました。
●はじめに:令和の新制度「食育実践優良法人」
2026年4月1日に発表された「食育実践優良法人 2026」は、令和7年(2025年)7月に創設されたばかりの新しい顕彰制度です。
従業員に対して健康的な食事の提供や、食生活の改善に資する具体的な活動を行い、その成果を上げている法人を官民連携食育プラットフォームが認定するもので、今回が記念すべき第1回目の認定となります。
この制度の最大の特徴は、対象を「働き盛り世代」に絞っている点にあります。現代社会の変化に伴い、「大人の食育」の重要性が注目されたという背景があります。
なぜ今「大人の食育」が必要なのか?
現代の日本人が抱える食の課題は深刻です。食の外部化(中食・外食への依存)や簡便化が進む一方で、特に若手を中心とした働き盛り世代において、野菜類や果実類の摂取量は減少傾向があります。栄養バランスの取れた食事は「分かっていてもできない」そういった方が多いのが現実です。
そこで注目されたのが「職場」です。
働き盛り世代は、1日の生活時間の多くを職場で過ごします。家庭や地域での啓発が届きにくい世代に対し、職場こそが最も効率的かつ継続的に食生活の改善を働きかけられる「最強のきっかけ・実践の場」になり得るのです。

この制度の認定主体である「官民連携食育プラットフォーム」は、企業が現場で培ったノウハウを社会全体で共有し、国民全体の健康寿命を延ばすことを目的に掲げています。国が一方的に指導するのではなく、企業が自発的に従業員の活力を高める仕組みを構築する。この官民一体のエコシステムこそが、制度創設の真の狙いです。
(認定スキーム)
食育実践優良法人認定スキーム
 
● 初年度の認定結果:333法人
第1回目となる今回の申請数は336法人。そのうち333法人が認定されました。ハードルが低かったということではなく、むしろ、初年度から多くの企業が厳格な認定基準を満たすレベルまで事前に準備を整え、自社の「食育」を体系化してきたという、日本企業の健康経営に対する意識の高さであると考えられます。
● カゴメの取り組み:3つの柱で進める「自律型食育」のモデルケース
私たちカゴメにとって食育は、単なる福利厚生ではなく、企業のありたい姿に直結します。
デジタル活用、専門家による伴走、そして五感を刺激する体験の3本柱で構成されています。

①     デジタル活用:アプリ「野菜をとろう、私たちも選手権」
画面_ベジチャレ2025年時点で1,300名を超える従業員が参加、スマートフォン一つで、部署対抗で野菜クイズに答えたり、「ベジチェック®」で野菜摂取レベルを記録するゲーミフィケーションの要素を取り入れることで、多忙な社員も楽しみながら参加しました。
このアプリはこの4月に「チーム対抗!ベジチャレ」というより取り組みやすいサービスで提供を開始しています。
チーム対抗!4週間ベジチャレ
②     専門家による伴走:管理栄養士による特定保健指導tokuho_3
カゴメの強みは、社内に「野菜と生活 管理栄養士ラボ®」という専門家集団を抱えていることです。資格を持つ社員が指導者となり、仲間のメタボリックシンドローム予防・改善のためにマンツーマンで向き合います。
この取組は今日現在、「カゴメメソッド」として特定保健指導の実施機関様に向けサービス提供を開始しています。
カゴメメソッド特定保健指導
③     体験を通じた感謝:トマト苗の栽培・収穫・調理体験
アグリセラピーアイテムデジタルや理論に加え、カゴメは「土に触れること」も重視しています。
全国の工場や営業拠点で、自社のトマト苗を袋で育てる栽培体験を実施。収穫した野菜を共に調理して食べることで、社内コミュニケーションの活性化を図っています。
 「自然を、おいしく、楽しく。」という企業理念を、自分たちの手で野菜を育てる「難しさ」や「喜び」を通じて再確認し、自然と食への深い感謝を育んでいます。
カゴメアグリセラピー
 ● 企業が「食育」に取り組む意義:会社と社会の「共創」
企業が食育に取り組むメリットは複数あります。「従業員の健康」に加え、 従業員の活力向上によりパフォーマンスが向上することはもちろん、ブランド力も向上させます。これは人材獲得競争(採用)においても強力な武器となります。
社会全体にとっても、野菜摂取量を増やす意義やノウハウが、本制度を通じてたくさんの企業へ横展開されることで、日本全体の健康課題の解決が加速します。各社の取組が日本全体の取組となる「官民連携食育プラットフォーム」が目指す理想の姿です。
●おわりに
健康な未来を「食」からつくる
今回の認定制度は「子どものもの」というイメージがあった日本の食育を「全世代が主体的に取り組むもの」へ進化していることを指しています。
野菜を軸とした食生活の改善が、働く一人ひとりの活力を生み出し、企業の成長、ひいては社会全体の持続可能性へとつながっていく。それは、健康経営を志すすべての企業の指針となるでしょう。
詳細な認定基準や事例は、農林水産省のホームページで公開されています。食育を通じて未来を変える「食育の輪」に、今後も注目が集まります。

このコラムの著者

監修:カゴメ株式会社 健康経営エキスパートアドバイザー 湯地 高廣の画像

監修:カゴメ株式会社 健康経営エキスパートアドバイザー 湯地 高廣

2004年カゴメに入社。営業、商品企画、マーケティング、および新事業に携わるなど、社内の業務をマルチに経験。また、社外とのコンソーシアム活動・地域の街づくり活動などにも精力的に参加。健康経営エキスパートアドバイザーとして、企業の健康経営の支援を行っている。

健康コラム

こちらのコラムもおすすめ

すべて見る

お問い合わせ

まずはお気軽にお問い合わせください。

すぐに使えるお役立ち情報

資料ダウンロード