行動変容のツボは“趣味”!?健康×ゴルフ「Golfing」とは?

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 健康経営の推進において、健康無関心層の巻き込みはあらゆる企業から課題として挙がってくるポイントです。一方で、趣味というのは時にヒトが行動変容するきっかけになりえるというのは皆さま実感があるのではないでしょうか?
 今回はそんな「健康」と「ゴルフ」を掛け合わせた新しいサービス「Golfing」の開発者であり、健康経営の第一人者でもある平井孝幸さんに「Golfing」の概要についてご紹介頂きます。

 

健康経営に取り組む意義

 従業員が健康になり活躍しやすくなる活動を行う、そうして企業価値向上に繋げる。「健康経営」とは、そういったことを目的にした経営戦略のことです。経済産業省は「健康投資は従業員の活力向上や生産性の向上など組織の活性化をもたらし、結果的に業績や株価の向上につながる」と期待しています。

 私は大企業の健康経営を進化させるお手伝いや、中小企業へ健康経営を広げることを専門にした会社を経営しています。特に力を入れているのは、さまざまなコンディショニングメソッドにより働く人のワークパフォーマンスを高めることです。

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コンディショニングの重要性

 あらゆる健康領域の中でも、特に運動領域に力を入れています。元々プロゴルファーを目指していたこともあり、現在はゴルフを活用した『Golfing』を広げています。今回は健康経営に取組む企業にとってぴったりな心身のコンディショニングについて紹介したいと思います。

 ゴルフというスポーツでは年齢を重ねてから、若いころよりも飛距離が伸びた、スイングのキレが良くなった――といった上達を実感することがあります。コンディショニングさえしっかりしていればパフォーマンスを発揮しやすくなり、今までで見たこともないようなボールを打てるようになります。

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 そもそも、コンディショニングとはどういうものでしょう。厚生労働省の定義によると「運動競技において最高の能力を発揮できるように精神面・肉体面・健康面などから状態を整えること」とされています。具体的には体力、精神、技術、医療、栄養、環境といった要因から総合的にアプローチし、競技の際に能力を最大限に発揮できるようにコントロールしていくことを指します。

 コンディショニングは運動競技のみならず、個人や組織の仕事のパフォーマンス向上にとっても欠かせないというのが「健康経営」の考え方の柱の一つになります。

 私がその重要性に気付いたのは、従業員の健康状態の調査結果を分析したときでした。腰痛や肩こり、睡眠、メンタルなどの悩みを抱えた人たちが想像以上に多かったのです。中でも、腰痛・肩こりは7割に及んでいました。腰痛で歩くのがつらく一週間休んだという役員や、座ることできず立ったまま会議に参加している社員もいました。他の企業でも調査したところ、やはり万全でない人が多数いました。そんな状態ではワークパフォーマンスが下がって当然ですし、周りの人にも悪影響を及ぼしかねません。そのような状態を打開するために観察などを行い、さまざまな健康プロジェクトに取り組んできました。

「Golfing」の一例

今回は、そうした取り組みがゴルフの上達に結び付いた一例を紹介したいと思います。

 猫背がクセになっており姿勢が悪く、肩こりや腰痛が慢性化しているITエンジニアの男性(52)がいました。その男性から症状を改善したいと頼まれ、以下の2つを2週間続けてもらいました。

1)デスクワーク中も胸を開いた姿勢を保つ
2)肩甲骨を前後に大きく動かしながら後ろ歩きをする

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 後ろ歩きのときには、耳の位置まで肩が上がるように腕をしっかりと振ってもらいました。症状は改善され、その後のゴルフで男性はドライバーの飛距離が15yd近く伸びたというのです(後ろ歩きは周りに障害物のない安全な場所で行ってください) 。

 悪い姿勢により肩が前に出てしまい、手打ちになっていたようです。腰痛や肩こりを改善したことにより体幹を使ったスイングがスムーズにできるようになりました。このように体の不安を解消することで副次的にゴルフ上達へつながるケースがあるのです。

 コンディショニングにおいては呼吸、姿勢、思考法、歩き方、座り方、コミュニケーション術といった、いますぐにできることも多くあります。環境づくりや健康関連アイテムの活用もあります。これらはワークパフォーマンス向上にはもちろん、ゴルフの上達にもつながります。今後、健康×ゴルフをテーマに新しく開発した『Golfing』についてご紹介していきますので、ぜひ楽しみにしていてください。

株式会社イブキへの「Golfing」のお問い合わせはこちら(外部フォームに遷移します)

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ーおわりにー

 株式会社イブキの提案する運動領域とカゴメ株式会社健康事業部の食領域サービスのコラボ提案も行っております。本記事にご興味を持っていただいた方はぜひフォームよりお問い合わせ下さい。

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このコラムの著者

監修:株式会社イブキ代表取締役 平井孝幸さんの画像

監修:株式会社イブキ代表取締役 平井孝幸さん

株式会社イブキ代表取締役。慶應義塾大学卒業後、ゴルフ事業で起業。2011年にDeNAに入社。15年から、働く人のパフォーマンスアップやウェルビーイングをテーマに健康経営を開始。19年、20年に経済産業省と東京証券取引所から評価され、健康経営銘柄を獲得。近著に「仕事で成果を出し続ける人が最高のコンディションを毎日維持するためにしていること」。

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