高血圧の予防には、日々の食事で減塩を意識することが有効ですが、味が薄いと感じて取り組みを続けられない、という課題があります。
そこで、減塩を続けながらも意識していただきたいこととして、ナトリウムの排せつを促すカリウムを、野菜や果実などから積極的に摂取する「ナトカリ」という考え方をご紹介します。
「ナトカリ」とは、「ナトリウム」と「カリウム」を意味しています。この「ナトカリ」を意識して、食生活を改善すること期待されてます。主に食塩に含まれるナトリウムに対し、カリウムは様々な食品に含まれますが、特に植物由来の食品(野菜、果物、豆など)に多いのが特徴です。カリウムは尿へのナトリウムの排せつを促す働きがあることが知られています。
食事の「ナトカリ」バランスは尿の「ナトカリ(Na/K)比」を測る簡単な検査で分かります。
2018年からは、COI活動のメンバーでもあるカゴメと東北大学で、ナトカリ比を下げる食事方法を啓発するツールを考案し、「ナトカリマップ®」を共同開発しました。特徴は、料理ごとにナトカリ比の高低が分かることです。背景を色分けし、ナトカリ比の高い料理は赤~オレンジ色、低い料理は緑色部分に配置することで、一目で判別できるようになっています。
「ある程度食べたいものを食べながら、献立全体のナトリウムとカリウムのバランスを整えましょう」というメッセージを込めて、登米市での特定健診会場でも配布をしております。
ナトカリマップ®
https://www.kagome.co.jp/company/nutrition-health/natkalimap/
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カゴメ株式会社 健康事業営業部 E-mail: kagome.happy-wellness@kagome.co.jp
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